相続人の調査 - わかってるようでわかってない 遺産相続のキホン

相続人の調査

遺産相続をする際に遺産分割協議書を作成すると思いますが、これは原則として相続人全員で行わなければならない決まりがあり、成立したら全員分の遺産分割協議書に署名捺印をしてそれぞれが相続税の申告を行います。
しかし後で相続人全員でなかったことが分かると相続自体無効になってしまいますので、そういったトラブルを避けるためにも被相続人が亡くなったら相続人の調査をすることをおすすめします。

それでは相続人の調査方法ですが、一番ポピュラーな方法は被相続人の最新の戸籍を取得することで、そこから古い戸籍へと順に追いかけていって最終的な相続人を確定させます。
戸籍には戸籍謄本・除籍謄本・改正原戸籍というものがあり、戸籍謄本は名前や生年月日、本籍地、身分関係が記載されたもの、除籍謄本とは転籍や死亡、婚姻などの原因により戸籍に掲載されている人が全員亡くなったもの、改正原戸籍とは法律の改正によって様式が変わることがあって新しい戸籍のもととなるものです。
また戸籍謄本と戸籍抄本の違いは謄本が戸籍に載っている全員分の情報が記載されているもの、抄本が戸籍に載っている一部の人の情報が記載されているものとなります。

次に養子縁組をした子供がいた場合、その子供はどのような扱いになるかという疑問を持つ人が意外と多いのですが、これはどのような形で養子縁組をしたかによります。
一般的な養子縁組にあたる普通養子縁組の場合は実親との親子関係が消滅しているわけではないため、どちらの親の相続権も持っている状態になります。
逆に6歳未満で養子縁組をした場合は特別養子縁組となり、この場合は実親との関係は切れてしまいます。
さらに認知した子供がいる場合はそちらも相続人の対象者となりますので、遺産分割協議に参加する権利があります。

このように相続人の調査は意外と難しいこともありますから、もし確実に遺産相続したいのであれば専門家の力を借りるのも手段のひとつでしょう。
相続の専門家なら相続サポートセンターもおすすめです。